◎ホープ君(ラッキー)の紹介

 

2000年4月30日

 千葉県生まれ ごえもんと同胎です。

 

レッドのホープ君は、2才近くまで「ラッキー」と呼ばれていました。

 

ラッキーとは、1才のお誕生会で一度だけ逢いました。(千葉県某キャンプ場)

 その日集まった同胎は3頭。(みんな男の子)

 ラッキー以外の2頭は、23sのボーダーコリー ラッキーは、ごえもんよりも2回りくらい小さい体格で、とてもやせていました。

 

普段、デカボーのごえもんに見慣れているわたしには、

とても小さく見えてしまいました。

飼い主さんは、何度聞いてもラッキーの体重を23sと断言なさっていましたが、

わたしにはどうしても信じられませんでした。

どう見ても、せいぜい15s〜17sくらいにしか見えませんでした。

毛づやも良くないように見えました。

 

ごえもんや兄弟がとてものびのびと育っているのと比べると

ラッキーはとても大人しい犬に感じました。(その当時のラッキー家はボーダー3頭の多頭飼い)

お誕生会は最初から最後まで雨だったため

犬同士は走り回っては遊べませんでしたが

タープの下をウロウロしながら

サツマイモで作った手作りのお誕生ケーキにろうそくを1本立てて、

バースデーソングを歌って、楽しくお祝いしました♪

 

その後 お誕生会でのラッキー(体や仕草)を見た関係者が

ラッキーは虐待されているのでは???と疑惑を持ち始めました。

お誕生会から数か月後

レスキューの話もあったようですが、詳しくはわかりません。

 さらにその後、飼い主さんご夫婦が離婚なさったそうで

結果的に犬の世話を放棄したと聞きました。

それで、ラッキーは2002年1月に一時的にTOKIKOさんに保護されたのです。

保護された時は、かなりひどい状況だったらしいです。

(「トリマーTOKIKO日記」参照)

 

 

◎TOKIKOさんと小春ママのこと。。。

 

一時保護のはずだったのに、いろんな経緯を経て

最終的にラッキー改めホープ君の飼い主さんになって下さいました。

ご自身も多忙なお仕事を持ち、

たくさんのわんちゃんを飼ってらっしゃるのに

お母さま共々、献身的にホープ君の面倒を見てくださいました。

同胎犬の飼い主として、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

わたしとTOKIKOさんの出逢いは、ホープ君が亡くなってからでした。

昨年8月、ホープ君の死を伝えるメールが知り合いから届きました。

その後、TOKIKOさんのメルアドを教えてもらい、メールの交換をするようになり

それぞれの闘病の様子がわかるに従って、もしかして同じ病気では?と疑うようになり

それぞれの主治医への連絡や主治医同士の話し合いなどで

 

脳生検をしていないため確定診断はされないけれど

ホープ君もごえもんと同じくCLと考えられるという結論に至ったのです。

 

でもそれは

TOKIKOさんに深い哀しみを与えてしまう事にもなってしまいました。。。

 

CLの事を知ったTOKIKOさんは

ホープ君の死に対して、今でもご自分を責めていらっしゃいます。。。

 

 >どうしてもホープにしてやれなかったことの多さや、病気を知らずに

 >理解してやれなかったことが悔やまれて、どうしょうもありません。

 

わたしの場合は 脳の萎縮を知る事となりCLを疑われたので

病気と向かい合う事が出来ましたが

 

TOKIKOさんの場合は、たまたま一時保護を頼まれた犬をそのまま飼う事になってしまい

ホントに降って沸いたような出来事だったのです。

ホープ君の問題行動などでどんなに悩まれたかという事は言うまでもありません。

お手上げ状態だったはずなのに、最期まで面倒を見てくださいました。

 

わたしは保護されてからのホープ君はとても幸せだったと思っています。

TOKIKOさんのおうちで暮らせて、どんなに幸せだったか。。。

写真を見ただけでも、ラッキー時代と比較にならない程毛づやがよくなっているのが

よくわかり、どんなによくしていただいたかわかります。

短い間だったのに、楽しい想い出もたくさん作ってもらって

ホープ君は幸せに過ごしたのだと断言出来ます。

 

保護されてからの生活を知らずにホープ君が不幸なまま死んでいったと思っていらっしゃる方もいるようですが

それは間違いである事を、この場で述べたいと思います。

 

ホープ君の症状は、ごえもんと似ていますが

ごえもんよりも重い症状と考えられます。

 

ごえもんはCLにしては、比較的軽い症状だったと思われます。

TOKIKOさんの承諾をいただき、ホープ君の症状を日記により別ページにて報告させていただきます。

日記を読むと、ホープ君の症状はもちろんですが

TOKIKOさんや小春ママがどんなにホープ君の事を心配し、愛情をかけ

一生懸命になってくださったかという事がよくわかり、とても心を打たれます。

 

  「トリマーTOKIKO日記」と「小春ママのにゃんこ日記」をぜひご一読ください。※

 

 

♪ごえママ追記♪

 

  CLで苦しんだのは、ごえもんだけではありません。

  同胎のホープ君も同様です。

  そして、ホープ君のご家族も同様です。

  ましてや、ホープ君はたまたま頼まれて一時的に保護した犬だったのです。

  その犬が稀な遺伝疾患を抱えていたのです。

  自分だったら、同じ事が出来るかどうかわかりません。。。

 

 ごえちゃ〜ん、天国でおげんこしてますか〜?

ラッキーはホープ君って名前に変わったんだよ。

  お誕生会でもなかよく出来たから、きっとお空でもなかよくしているよね。

   今頃、お空でホープ君といっぱい走り回っているかなあ。。。

 

 ホープく〜ん。。。

いろんな事 いっぱいあったのに

最期までがんばってえらかったね〜。。。

   ごえママは、日記を読ませてもらって大泣きしました。

  本当に大変だったね。そしてよくがんばったね。えらかったねえ。。。

  がんばったホープ君の事、絶対に忘れないよ。

      

 

 

 ホープ君への鎮魂とご家族への感謝を込めて。。。

 

    平成15年4月 ごえもんママ

  

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