☆☆☆☆☆ごえもんの想い出☆☆☆☆☆

 

 

◎出逢い     

 

 平成12年7月2日

 

家族全員で関東まで迎えに行き ました。

   

ごえパパが首都高を絶対運転したくないと言って

7時間かかってすんごい経路で行った。

 

動くぬいぐるみ状態の

可愛いブルーボーダーのごえもんが

我が家にやって来ました!!    

 

 わたしは自分の仕事のスケジュールを調節して1週間休みをとり     

 当時、仕入も兼ねて毎週仙台まで習いに行っていた

リース&アレンジメントの教室も3か月休んで    

 

ごえもんとの

新生活がスタートしたのです。

 

 

◎やんちゃ時代    

 

 日に日に大きくなるごえもん! 

 

 ごえもんを家族で取り合いしながら、みんなで可愛がりました。     

 

いたずらもハイパーになり、やんちゃごえが闊歩していました!

 

 散歩に出るようになると

ボーダーコリーが知られていない山形ではとても珍しがられ

 毛色もブルー&ホワイト

(当時、ごえはシルバーっぽいグレイの色をしていました。)

 

何度か「こんな綺麗な犬、見た事がない。」

と誉めてもらったりしました。o(^∇^)o

 

 とても人なつこくて

可愛いごえちゃんは人気者でした。

 

車酔いもせず、胃腸も丈夫で、幼少の頃からとても賢かったです。

 

 

◎フリスビー大会・オフ会   

 

たくさんのボーダーに逢いたくて

(3頭以上のボーダーを見たことがなかった(--;))

    初遠征は、いきなり長野県木祖村に片道9時間かけて行きました。

 

 同じ誕生日のライアンに〜ちゃんが誘ってくれたのです。

  ないない&みっきー、FKDCのみなさんお世話になりました。

   当時ごえもんは5か月。

すでに15s過ぎていたので 小柄なボーダーよりは一回り大きかった!

ライアンに〜ちゃんよりも。。。(^_^;)

 

 元々夫婦揃って長距離運転が大嫌いだったはずが 

  長野まで見学に行って、たくさんの人と知り合う事が出来ました。

 みなさんに歓迎していただき、とても嬉しかったです。

   (山形から出かけたので、かなりみなさんを驚かせてしまったらしいです。(--;))

 

ごえもん家、どっか〜ん病の始まりです

 

 遠征しなければボーダーには逢えないので

    こちらも必死だったわけです。(笑)     

 

そして、1週間後には 新潟県長岡市へ。。。

 「長野に行くより長岡の方が近いよ。」

と誘ってくれたシーラ家のタープに ちゃっかりお邪魔しました。(^○^)

 そして、JBCNの仲間を紹介していただいたり

子犬に適切なフリスビーの練習の仕方を教えていただきました。

 シーラパパがディスクを転がして、シーラママも一緒にテンションをあげてくれて

  あっという間にごえもんが集中してディスクを追いかけ始めたのにはびっくり仰天!

 シーラパパ&マリちゃん 

その後もいつもいつも優しく親切にしてくれてありがとう。。。     

 

比較的、東北からは近い新潟県内の大会でさえ

当時東北からの参加はゼロでした。

 

1才になり、6月に千葉支部大会デビュー!

(わたしとのレトリーブで5位入賞)

 同胎・兄弟犬を始め千葉つながりの赤バンダナ軍団で盛り上がりました。

 ごえパパとのデビュー戦・初キャッチに狂喜乱舞したわたしは

 飛び上がって大喜びし一緒に応援してくれていたルイパパ

嬉しくて叩きまくったらしいです。(^^;)

 ダン旦那、ごえに強運の首輪を作ってくれて、ありがと〜!!

 

7月新潟で本部大会デビュー。

(ごえパパチャレンジ・ごえママビギナー)

  ドキドキのごえママ・ビギナーデビュー戦!

 大緊張でスロー滅茶苦茶

1Rはゼロポイント、2Rは3キャッチ・7ポイント〜!!(^▽^)

 ごえちゃんキャッチ大成功!

ママのへぼへぼスローをキャッチしてくれてありがとね〜。

  たくさんの人からデビュー戦見守ってもらいました〜!!(^○^)

 わざわざ出入り口で待っていてくれ

ダン旦那・天山榛名ママ、ありがと〜!! 

 

 「ごえもん君がんばりました!」

ごえパパとの競技中、勢い余って脱走まで。。。(^^;)

 初日競技終了後、シーラパパ銀さんにスローイングを教わっていたら

 わたしのあまりの下手さを見かねた天山榛名パパからも

夕日をあびながらご教授いただきました。アハハ。。。

 犬のテンションをあげるためには大きな声を出す事が大事!

,ちっぷ家メルパパに教えていただき

   (お風呂や食事に連れてってくれてありがと〜!)

 翌日でぃずぃ家のタープへ修行に行ったり(もちろん圧倒されまくり) 

 

デビュー戦は楽しかったです。

東北からの参加は初めてだったのではないでしょうか。

 その後、あちこちの大会にキャンピングカーごえもん号で出没!

 

 ごえ家は自営業のため、練習もあまり出来ないままの参加なので

高ポイントを目指すというよりは     

 仲間との交流をはかり、楽しく参加する事をモットーにしていました。      

 

ただし、ごえちゃん最低でも1キャッチしたので

不思議とゼロポイントになった事がありませんでした。     

印象深い大会は 長岡での1R

雨の中ごえパパのすんばらしいスッテンコロリ!と       

        2Rに4投出来たという事で昨年の長岡大会です。          

 

 西湖(山梨)でのキャンプオフ会は大会とはちがって  

なかなか逢えない人たちと逢えたり

  たくさん話が出来てとても楽しかったです!!    

 

ごえもん号の初遠征だったのに

出発して1時間も経たないうちに高速山形道でパンク!    

 それでも めげずに静岡・朝霧アリーナを目指しました。      

 

 BBQは圧巻でした。 

翌朝、前夜の残り物を全て入れてくれた闇カレーもすごかった。。。(^w^)    

 

焼けると誰にでも公平に声を掛けてくれた焼き係りの

やっと逢えた瀬奈パパありがと〜。    

 同郷で小学校後輩のあ〜だもちゃん

年齢不詳だったのにトシをバラしてくれてありがとね!(^^;)

ysdさ〜ん!ごえの写真をいっぱい撮ってくれてありがと〜。   

 

それから、取りまとめてくれ誘ってくれたYAK姉御大感謝の巻〜      

 その後もせれ家にはお世話になることばかりですー。      

 昨年後半は、せれ号の後ろを走っていろんなところに行きました。      

 銀さん、りえちゃん、駿くん 本当にありがとう!!      

 

クリスママ大会では雲の上の人なのに

いつも気軽にしずえちゃんと呼んでくれてありがとう。      

 

なおさんとの出逢いも西湖でした。

 「初めまして〜!ごえもんです。」と挨拶したら      

 「もしかして、しずえさん?」と逆に聞かれてびっくらしただよ〜!!

とっても嬉しかっただす。(^○^)    

フリースタイルに興味津々のごえパパ

短い時間だったけど なおさんにフリーの話を聞けて喜んでました。     

 まことさん、いつも熱心に話を聞いてくれてありがと〜!      

 まこりんデザインのGOEMONトレーナーは、わたしの宝物です。(^_^)v    

 

それにしても ごえちゃん 西湖でいっぱい泳いだのにはびっくり!!     

 娘の令美と一緒に泳いで本当に楽しそうだった!!(‐^▽^‐)     

 

大会等でお世話になったみなさん、西湖でご一緒したみなさん

       大変お世話になり、ありがとうございました。          

 

◎仲間たち      

 

☆4月30日生まれの同じ誕生日つながりでJBCNーMLで知り合った仲間 

     4月30日生まれの会 「ライアン・クロス・ごえもん」    

    ないない&クロスの父いつも気に掛けてくれてありがとう。      

 

この出逢いがボーダーライフの始まりでした。(^○^)       

 

☆同胎・兄妹・親戚の集まりの子ども会。       

 

☆地元の数少ない仲間達。SLBC(スノーランドボーダーコリー)        

 

   ごえもんHPがきっかけで知り合った

       控えめだけれど心は熱く燃えてる東北の心強い仲間たち!! 

 

☆ そして JBCNの仲間たち。    

大会で親しくなった人たち

ほとんどが昨年(H13年)のファイナリストばかりでした。       

   本来足元にも及ばないごえ家と仲良くしてくれてありがと様です〜。       

   ファイナルパーティではスーツ&ドレスアップした普段と全然違うみなさんと

 お逢い出来て楽しかったです。

   ごえ家は見学組なのに図々しくファイナルPに行っちゃいました〜!(⌒ー⌒)     

 

☆ネットで知り合い、逢った事はないけれど

      掲示板に遊びに来てくれたたくさんの仲間たち。         

 

    ごえ掲示板にご来場いただき、ありがとうございました。

 

 

◎病気がわかるまでのごえもん   

 

平成13年秋の終わり頃

ある日突然自宅の階段から降りられなくなりました。      

 

足でも滑らせて怖くなったのかな〜と漠然と思っていました。      

その後は2階に上がろうとしなかったので、特に問題はありませんでしたが。。。      

ごえ君21sのデカボーなので、だっこも大変!      

 

12月中旬、遊びに行った友人宅で突然足がすくんだように

へっぴり腰になって腰を落としたまま     

前に足が進まずブルブル震えているような感じで驚かされました。      

 

その時は少し時間が経ったら何事もなかったかのように、いつも通りになりましたが     

 ごえパパとの散歩中にも何度か似たような事があったそうです。     

 

4年になって、1月積雪のためフリスビーの練習があまり出来なくなりました。     

 (雪が積もっても練習出来ないし、解けてもドロドロになるので(^^;))      

でも 山形市内は比較的積雪が少ないです。30p積もると大雪と騒ぎます。     

 

散歩の途中やお天気のいい日を狙ってフリスビーの練習をしても

ディスクをあまり追わなくなってきました。     

 始めはやる気がなくなってきたのかなあと思っていたけれど      

もしかしてどこに投げているかわからないのでは?と思えるようになってきたのです。      

 

生活には全く支障がなかったけれど     

もともと怖がりのごえもん君

ますます怖がりになってきたという印象が強くなりました。    

 

 食べ物の嗜好が変わってきました。      

サツマイモやりんごが大好きだったのに、口元に持っていっても食べなくなりました。     

 

友達が遊びに来てくれて 一緒に公園の広場で走り回っていた時     

ごえもんが横を向いたまま激走して、そのまま木に激突した事がありました。    

 とても大きくて鈍い音がして ごえもんがふらついたので、とても心配しました。    

 まさかぶつかるとは思わなかったのでとても驚きました。         

 

3月の始めに ごえパパと遊びに行った先で

車の中で留守番中(いつも遊んでいる県庁前広場の駐車場)   

  突然、運転席と助手席を行ったり来たり落ち着かない行動を取り

怯えた表情をしていたそうです。    

 自宅に戻ってからも、前に歩けずに部屋の中を壁づたいに後ずさりしたり、    

 テーブルの回りをグルグル回ったり

座らせようと声を掛けてもちっともじっとしていられない状態でした。     

 

その様子にいったい何事だろうと翌日お医者さんに行き    

  診てもらったところ、見た目では特に問題はないと言われたけれど   

   先生との雑談の中で「自宅の狭いところに置いてあるテーブルの角に、

たまに鼻をぶつける事がある」と話したら      

先生がギョッとしたようにごえもんの目を気にし始め

ペンライトのような物で光に対する反射を調べたところ

 「 ほとんど反応しないから ごえちゃんもしかしたら

           全く目が見えていない可能性があるかもしれない。」    

 「目が見えていないとしたら、

これまでのごえちゃんの問題行動も納得出来る。」   

   それらの先生の言葉に大ショックを受けました。    

   

おまけに年取った犬の視覚障害はよくある事だけれど、

まだ1才のごえもんの目が見えていないと疑う事に関しては 

今までに前例がないと。。。。。   

 

 ごえもん君、何も見えていないの???まさか????

それだけでもうわたしは涙ボロボロ。。。      

 

帰宅してから必死に指差しだけで

sitとdownを不規則に何度も試みたところ、全て成功。  

     (実はごえ君、訓練をがんばってCDVを合格しています。)    

  外へ連れ出して 普段あまり行かない階段のある公園に連れて行っても

ちゃんと階段を降りられたし。     

 

ごえちゃん 見えてるじゃん!! でも安心出来ない。。。      

 

今のところ、ハッキリかどうかはわからないけど、かろうじて見えている。  

  でも将来は見えなくなるのだろうか?いったい何が原因なのだろう。

 

 

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 地元のクリニックの先生からのメールの抜粋。。。  

 

私の知り合いの病院に後輩がおります。      

彼とメ−ルでやりとりした結果、やはりCTとMRIなどを用いた      

高度診療、高度検査が必要という結論になりました。     

 視覚障害と性格の変容というむずかしい病状ですから      

一般開業獣医師にみていただくより、総合診療が可能な病院にて     

 検査していただいた方がよいと思います。    

  今のままですとやはり飼い主様の疑問や迷いが     

 いつも心に浮かんでは消えて精神安定上よくないのではないかと思います。     

 よく考えてまた御相談下さい。

 

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この事は当時、ごえパパとわたしだけの胸に納めたまま

子どもたちにも内緒にしていた。

    

 検査入院日数は最短で3日と聞いたし     

 紹介してもらった病院は山形からはとても遠かったし

何よりも平日3日も休みを取る事が不可能だった。  

    

それから、全身麻酔の万が一の危険性も怖かった。    

 もう少し様子を見てもいいのではと思ってみたり    

 検査についてはなかなか決心出来ずに時間が過ぎていった。    

 

3月17日の水戸大会参加もギリギリまで迷ったけれど     

 ごえパパがなるべく低く短くディスクを投げる練習をして

(上手くいくとごえ君キャッチ出来た!)   

   ダメもとで水戸へ出発。これが最後の大会参加となった。   

  

ごえもんが大会の雰囲気や他の犬におびえたりしたら、

すぐ車に戻そうと夫と相談済みだったけれど     

 何とか大会終了まで、ケージに入ってみんなと同じ場所にいられた。    

 

この時、ごえもんの目の事は誰も知らない。

誰にも言ってないし、ごえちんが可哀想で誰にも言えなかった。     

 

 競技は、1R 走ろうとするんだけど

ディスクが全くどこに飛んでいるのか分からない様子。

     キョロキョロして走れないまま、あっという間に時間終了。     

 2Rの出番を待っている間にりえちゃんからアドバイスしてもらって

ディスクを見せて興奮させての2R本番。   

 

「キャッチは出来なかったけれど、何とか走った!!

        ごえもんが走った!ごえちゃんがんばりました!」     

 

ノーキャッチだったので、最初で最後のゼロポイントとなった。       

だけど、ポイントなんてどうでもよかった。

ごえもんが走っただけで嬉しくて

戻って来たときは「ごえもん えらかったね〜!!!」

いっぱい誉めて抱きしめた

      とても嬉しかったけど、とても切なかった。      

 

水戸大会に行った事がきっかけとなり、検査を受ける事に決めた。     

 翌日、紹介してもらった病院へ連絡して入院の予約をした。      

 すぐにでもと思ったけど、予約がいっぱいだったり

 こちらの仕事の都合や娘の中学校入学式と重なり

検査は4月中旬に持ち越す事になった。

 

 

◎病気の発覚とごえパパのケガ     

 

3月始めより 視覚障害と性格の変容(神経疾患)を疑われて精密検査を勧められ

    4月中旬、 2泊3日の検査入院  

  (血液検査、レントゲン、眼底検査、神経検査、MRI、CT、脳脊髄検査、網膜電位検査など)の結果     

脳萎縮が判明しました。

遺伝性疾患であるCLの疑いが強い事を

知る事となり慟哭しました。     

 

CLの疑いがとても強いけれど     

結局は脳生検をしない限り病名の断定は出来ないという事でした。

    

 ※ 現在、国内の動物病院で ※

※ 生存している犬の脳生検が出来る病院はありません。 ※

※ 日本では、亡くなってからでないと脳生検が出来ないのです。 ※   

 

 始めは、目がよく見えていないのではと疑っての検査だったはずなのに    

 脳疾患。。。。もしかしたらCL。。。?     

 

網膜の検査は異常なし。   

 目は見えているのに、見えている情報が脳に伝わらないのだと説明されました。          

 

あの時のショックは言葉にたとえようもありません。     

 

CLかもしれない。CLではないとしても、明らかに脳疾患の事実。      

どっちにしても 『ごえもんの病気はもう治らない!』     

 

厳しい現実を受け止めるだけで精一杯で 何も考えられませんでした。    

 わたしに出来た事は泣き崩れる事だけでした。    

 

 ただただ ごえもんが不憫で不憫で仕方ありませんでした。     

なぜ うちの大事なめんごいごえちゃんが

こんな目に遭わなければならないのか!!!!!!!!

ごえもんは何も悪いことしてないのに!!!!!!!!!  

 

 

 これからいったいどんな試練がこの子に。。。

    という不安との闘いの始まりでもありました。    

 

病院からどんな風にして帰ってきたのかはあまりよく覚えていません。    

 病院から帰った2日後にごえパパが仕事先でケガをして救急車で運ばれて入院。   

 頸椎損傷(けいついそんしょう)、首を打った重傷でした。    

 知らせを聞いて病院に駆けつけた時 救急部内にはとても緊迫感が漂っていて    

 生きた心地がしませんでした。     

「命は大丈夫ですよね?」と出入りする看護婦さんに何度聞いても、

誰もうんとは言ってくれませんでした。    

 

後でわかった事ですが   

打った場所次第では最悪の状態になったかもしれなかったし    

 ごえパパの上半身に強いしびれと痛みが起こっていて

簡単に返事出来る状況ではなかったようです。    

 夫は3日間上半身裸のまま

掛け布団はおろか薄いタオルケットさえ掛けられない状態でした。 

  ちょっとでも肌に何かが触れると

針が貫通するような痛みだと言っていました。  

  肩と腕が麻痺しても不思議ではない状態だったらしいです。    

 

わたしの頭の中は真っ白でした。     

 

CLだとしたら、3才までは生きられないでしょうと宣告されたごえもん。      

  ごえもんの顔を見ただけで涙が出てしまい          

ごえもんの事だけでもひっくり返りそうな自分。      

 

 『 動物病院から戻った2日後、今度はごえパパが絶対安静の大けがで入院 』  

しかして夫の体のどこかに麻痺が残ってしまうのではという不安に脅えた。   

 

病院に3日泊まり込んだけど

朝晩はごえもんが気になって帰宅し、散歩にも行った。    

 その後毎日、2往復の病院通いが続いた。      

朝の散歩はもちろん、お昼近くにごえもんにオシッコさせて

12時のお昼の給食めがけて病院へ行き     

 3時〜4時くらいにいったん帰宅し簡単に夕食の準備や仕事の段取りや

社員への指示やごえもんの事をして、また6時の夕食めがけて病院へ。   

 なるべく病院にいる時間を長くして、帰りは9時半〜10時過ぎ。

帰宅後、ごえちんと散歩。  

   

首はよくなっているものの急性腰痛のためベッドから起きあがれず     

 約2週間、ごえパパは自分で食事が出来ない状態だったのです。

      

ごえパパの入院直後にごえもんが膀胱結石を再発したので    

  オシッコの検査に行ったり、待っている時間が惜しくて検査の結果は電話で聞き   

   また後で薬をもらいに行ったり、 一日に何度もごえもんを散歩に連れ出したり    

  

超ウルトラ忙しかったごえママでした。    

 

 夕方の散歩は子どもたちが交代で行くようになり

    (それまでは、朝晩ごえパパ・夕方ごえママ)     

         だんだんと生活のリズムが出来てきました。         

 

 当初、3〜6週間の入院見込みと言われていたけれど    

 結果、不幸中の幸いで麻痺もなく、2週間過ぎた頃からぐんぐん良くなって     

 ごえパパはわがまま大王に変身したのであった〜!(^_^;)    

 23日間の入院でごえパパ退院!!!(5月12日)    

 夢中で過ごした23日間、(ごえもんの検査入院から数えれば28日間)  

   最低1週間は自宅静養という前提での退院だったけど、      

ごえパパじっとしているわけがありません。。。(^^;)          

  

わたしも大して体力があるわけでもないのに、何とか乗り切れました。     

 病院に長い時間いたけれど

ごえパパの用事をしたり 話し相手になったりする以外は   

   床に薄いマットを敷いて

ほとんど横になって次の行動に備えていたというのが実状です。     

 

    この期間、ごえもんは膀胱結石にはなったものの   

その他はさほどの変化がなく比較的穏やかに過ぎていきました。   

 

わたしは夫の入院により

ごえもんの病気の事を自然と割り切る事が出来たようでした。  

 

 『今まで通りに気負わずに淡々とごえもんと楽しく仲良く暮らしていこう。   

  毎日の生活を充実させて 一日一日を大事にしていきたい。   

  それに ドクターが脳生検をしない限り

CLと100%言い切れないと言うのなら  

   わたしは1%でも0,1%でも

CLではない可能性を信じたいと思った!!!!!!』       

  

今後、どんな状況になるかわからないけど とにかくごえもんの健康管理に重点を置き  

  脳の活性化につながるサプリメントや、

健康維持のため何種類ものサプリメントをフードに混ぜて食べさせたり   

 元々体重オーバーで何sか体重を落としたかった事もあり

   フードを減らしボイル野菜を食べさせていたのを継続させる事にした。

ダイエットは順調だった。(19s

 

 

◎掲示板の閉鎖    

 病名はハッキリしないにせよ     

ごえもんの病気がわかって掲示板を継続出来なくなり、閉鎖しました。    

 

その頃のごえもんは、それなりだけどまだ元気いっぱいで    

 あまり目立った症状も出ていなかったのですが   

 

  わたしが健康なわんちゃんの飼い主様とのやり取りが

とても辛くなったという精神的な理由と   

  夫が入院して、パソコンに向かう時間がなくて

物理的に無理になったという理由からです。

   

 それから 娘が中学に進学したのをきっかけに

4月始め非常勤から常勤に変えたというのも本当で

嘘ではありませんでしたが

(ごえ家は当時小さな会社を2つ経営していました。)   

  4月中旬 ごえもんの病気発覚と夫の入院により

また非常勤に戻りました。  

       

 実質は 

ごえもんの病気が掲示板を閉じてしまった一番大きな理由でした。  

    

メール等で大嘘をついてしまった方へは、とても申し訳なく思っています。        

   本当にごめんなさい。この場で深くお詫び申し上げます。   

 

大会の実績もなく、ローカルなごえもん掲示板なのに    

 全国のたくさんの方々から愛されてとても幸せでした。    

 1日のカウント数も結構多くて 本当にありがとうございました。   

 

 HPは全てごえパパ製作で、わたしの担当は掲示板のレスだけでしたが   

  たくさんのお友だちが出来て、とても楽しく充実した日々でした。    

 

 『  ありがとうございました。 』

 

 ◎5月のごえもん (2歳になりました。)   

 

夫の入院中、特に症状が進んでるという変化は見られなかった気がする。   

 今まで通り、ちゃんとハウスに入って留守番が出来る。   

 ただ表情は乏しい。後半に入って、おもらしをするようになった。    

 

でも24時間垂れ流し状態ではないし、毎日でもない。    

 我慢出来る時もあるし、気の向くままの時もある。    

もしかしてただの脳疾患なのでは?と段々思ってきたりしていた。   

 

 このまんまでいいから、とりあえず1年過ぎてくれ〜と思った。   

 無事3才になれば。。。そうしたら、CLの疑いは晴れるのではないかと思って。。。  

  

少しだけ気になる事と言えば

散歩の途中に急に何度も座ったりする時があった事くらい。  

  それからわたしとの散歩は歩く距離が減ってきたように感じていたけど

(ただし回数は多かった)   

 子どもたちとの散歩や川原に行ったりすると

いつもと変わらない散歩量だったようだ。

  

 おかしかったのは、夫が退院してから初めて二人で川原に散歩に連れて行った時に    

 夫が「カム!」と呼ぶと、何度呼んでもその都度わたしのところに戻って来た事!!

    そんな事は初めてだったので 嬉しくてニヤニヤしてしまった。  

 

◎6月のごえもん     

 

  少しずつ、目に見えて症状が進んで来たように見えた。     

まず、よたよたしてきた。歩き方もフラフラの事が多い。   

オシッコも頻繁にもらしたかと思えば

    オシッコの感覚がとても遠くて逆に心配したり。    

 

一度失敗すると、続く事が多かった。

(失敗すると、ごえもんがやっちゃった〜という顔をする)    

  失敗は失敗の元!!なるべく失敗させたくなくて

とにかく先回りをして何度も庭に出したり、散歩に連れて行ったりした。     

 先回りしてもダメな時はダメなんだけど。      

長い時間粘っても出ないので

もう少ししてからまたチャレンジしようと部屋に戻った途端に    

  ジャーの時も多々あった。そんな時も絶対怒らないようにしていた。     

午前中続けて漏らすと午後からは全く漏らさないし

翌日も漏らさないという傾向が強かった。   

 

 たまに鼻先をぶつける事もあったので

地元の先生に視覚リングの相談などもした。  

   運動能力の低下が目立ってきた。

ジャンプ力が落ちてきたり

広場に連れて行ってもあまり走らなくなってきた。    

 ますます表情が乏しくなってきているし

近づくとさりげなく?逃げられる。

4月くらいは、家に来たお客様に自分から寄って行ったりしたのに。。。  

 

 少し留守にして部屋に戻った時も 

ごえもんは前みたいに喜んでくれなくなった。(T_T)

  

  でも食事の準備をしている時だけ

わたしのストーカーに変身してすこぶる元気がいい。〜(m~ー~)m   

  飛び跳ねたり、興奮して吠えたり、表情も生き生きしてとっても元気!

食欲も旺盛。   

 

 普段はあまり寄ってこないけれど

手を差し出して呼ぶとおやつを期待して(条件反射)   

   その時だけは寄ってくるゲンキンなごえもんです。(--;)    

  一瞬だけども、それでも嬉しくて      

わたしはグリグリしてごえ君とのコミュニケーションを楽しんでました。   

  

前足が上手に使えなくなってきました。

    その結果、ガムとかが食べられなくなってしまったのです。     

 犬用ビスケットは食べられるけれど

コングにジャーキーを入れても出し方がわからない様子。。。     

 目の前で転がして出してみせてもダメだった。ショック。。。。           

 

 中旬になって庭ではうろうろするけれど

門から外には出たがらなくなった日もあった。  

 家の回りはなかなか歩かなくなったので

(短い距離を行ったり来たりするだけ)   

  車に乗せて近くの河川敷公園の広場へ行くようになった。     

その広場に行くと、全く嫌がらずに歩いたり座ったり寝そべったり

たまに少し走ってみたりする。   

  

早朝、吠えてハウスから出たがる事も増えた。    

  たいがい、そんな時はハウスから出すと玄関まで一直線で

庭で即オシッコだった。   

  でも ハウスの中で漏らしてしまった事も何度かあって

(ふとんもビショビショ)    

  だんだんと長時間ハウスでの留守番が難しくなり、ちょっと出かける時も     

 ハウスに入れないで出かけるようになった。    

 

 ハウスはいつでも入れるように常にドアを開けておいたので    

ごえもん君、ふかふかの布団がお気に入りで

ハウスでの昼寝が大好きでした。  

  

 小さい事だけど毎日いろんな事があり過ぎ

   毎日泣き笑いの繰り返し。    

  でも ごえもんとマイペースでそれなりに楽しく暮らしていました。     

 頻繁におもらしをすれば悲観したりもしたけど

ごえもんの場合は継続しなかったので    

  とても救われたのでした。    

 

心配していた狂暴性は全く表れていません。(^○^)

ひどく吠えたりもしませんでした。    

 

◎7月のごえもん    

 

さらに益々よたよたしてきたように見えた。     

でもそれなりに元気に過ごして

家族に愛され見守られて、幸せに暮らしていた。    

 

 6月の終盤より、午前中1時間ほど同じ公園を散策していたら     

すこし表情もよくなったように見えたし、

車の座席にもすんなりジャンプして乗れるようになった気がして   

  無理してでも毎日時間を作って、車に乗せて公園に連れて行った。   

   

7月10日過ぎまで、とても気温が低くて

散歩日和の日が続いたのはとても幸運だった。        

  

 7月に入ると、わたし自身あまり出かける事もしないで    

 最低限の仕事だけして 後は家にいる事が多かった。      

  ごえもんが気になって、長い時間家を空けられなかった。  

    おかげでごえもんとの密度の濃い時間を過ごせたと思う。  

    ごえもんとの貴重な楽しい時間だった。   

   ごえちんに話しかけもいっぱいした。   

 

 食べる事に関しては 

唯一、柔らかめのクッキーも食べられなくなってしまった。

     口に入れてあげてもポロッと落としてしまう。  

  

 あれほど 食事の前はハイパーで元気だったのに   

キッチンに向かって座り、静かに待つようになって    

 7月10日くらいからフードを残すようになってきた。  

  急に暑くなってきたので、そのせいかと思ってみたりしたけれど。。。

 

       

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 ☆12日に地元の先生に宛てたメールの抜粋☆   

 

ここ何日か ちょっと様子が変わった感じもします。      

言葉ではうまく言い表せません。     

  

中学生の娘は毎日朝7時45分に家を出て

夕方6時半過ぎに帰ってくるのですが  

     「日一日と悪くなっているように見える」とつぶやいたりもしています。

      でも 車に乗せて 散歩に連れて行くと       

 いきなり元気に歩き出したりもするし       

 わたしの目が届く時は、いつもは閉めているドアも開放して        

 いつも過ごす部屋だけでなく、廊下や玄関や時には庭にも     

   自由に闊歩したりして好きなように過ごしています。  

 

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13日以降の様子は、最後の1週間の日記にまとめてあります。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。 

 

                       

 
 

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