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☆★☆★☆慟哭のメッセージ☆★☆★☆

 

 

昨年秋の終わり頃より、少しずつごえもんの様子が変だったのですが

検査をして脳の萎縮がわかってからは、わずか3か月の命でした。

わたしたち家族の慟哭は言うまでもありません。。。

 

亡くなってから診断が出るまで、約2か月半待ちました。

早いような長いような

病名を知りたい気持ちと知りたくない気持ちと。。。

覚悟はしていた事とはいえ、いざ診断をされた時はショックで  

新たな哀しみが、体中を駆けめぐりました。

 

たくさんの方々にご心配いただいておりましたが 

診断されるまでは諸々の事情により

病気について公表する事が出来ませんでした。  

 

HPに報告するまで

   静かに見守ってくださっていた皆さま

              ありがとうございました。             

 

掲示板も閉鎖したままなのに

HPのカウンターの数が増え続けていく毎日。  

 

ごえもんやわたしたちの事を心配して

  毎日のようにアクセスしてくださった方々    

     お悔やみや励ましのメールをくださった方々       

        ごえもんのためにお花をくださった方々に          

深く深く感謝申し上げます。    

 

 『 ありがとうございました。 』   

。。。。。どうしてこんな哀しい事が起きるのでしょう。。。。。

 

 

 CLは残酷で 怖い病気です。

 

わたしたちは、ごえもんと楽しく生活していました。   

それがCLという病気によって、突然奪われました。    

 

わずか2才になったばかりで ごえもんは、死んでいきました。     

何と過酷な運命を背負ってきたのでしょう。。。    

    今まで出来た事がひとつずつ出来なくなっていったごえもん          

 。。。。。。。不憫でなりませんでした。

 

わたしたちの哀しみや憤りは

いったい誰にぶつければいいのでしょう!!    

いくら悲しんでも もう二度とごえもんは帰って来ないのです。     

 

「 誰か ごえもんを返して!!!! 」

と泣き叫びたい気持ちを必死にこらえています。     

 

ごえもんは、わたしたちの大事な大事な家族なのです。         

 簡単に諦められるわけがありません。   

 

 

ごえもんは

短い生涯でしたが精一杯生き抜きました。

 

ごえもんを通じて出来た全国のお友だちや

大会やオフ会などのたくさんの想い出は

わたしたちの宝物です。   

 

そして、とても表情豊かで愛らしく賢かったごえもんは

いつまでもわたしたち家族の心の中に生き続けます。

 

 

 

 

 

 

ごえもんを失った哀しみは

言葉ではたとえようもありません。

わたしたちは 

最愛のごえもんの死を無駄にしないためにも

 勇気を持ってCLと診断された事を公表します

 

 

そして、飼い主のみなさんにお願いします。      

 

◎決して安易な気持ちで交配をしないでください。         

充分な調査もなく交配してしまうと         

簡単に我々が経験したような悲劇が

起きてしまう可能性があります。     

 

◎交配する場合は、2才を過ぎてから行ってください。        

CLの発症犬は2才くらいまでに症状が出るからです。        

ただし、症状が出なくても安心は出来ないのです。        

キャリアであるという事も考えられます。          

祖先にキャリアがいるかもしれません。  

       http://homepage2.nifty.com/DancingTail/clpedigrees2.htm

気づかずにキャリア同士を交配してしまうと

発症犬が生まれるかもしれないのです。         

 

交配する犬同士はもちろん

それぞれの血統書を何世代も逆のぼって         

祖先にも遺伝がない事を確認した上での交配をしてください。  

更に必ず遺伝疾患に関する勉強をしてください。             

 

◎少しでも心配な事がある場合は、交配を諦めてください。       

諦める事も勇気です。   

 

 

 

 

 

自分の愛犬がいきなりCLの疑いが強いと言われたとしたら。。。

みなさん、目をつぶって想像してみてください。

(現在の日本では死亡後の脳生検でしか診断は出来ません。)

 

どんな想いを抱きますか?        

    

何の治療法も見つかっていない現状で

苦しんで死んでいかなければならない愛犬を想像してみてください。

 

最悪の場合は、安楽死を選択しなければならないのです。

 

   

 

今のままならば

今後益々CLに限らず遺伝疾患の犬が増えていく事でしょう。       

けれど、生まれてくる犬には何の罪もないのです。  

 

     このような悲劇は無くさなければならないと痛感しています。          

 

   飼い主の皆さまひとりひとりが正しい知識を持ち    

哀しい運命を背負わなければならないわんちゃんが

         少しでも減る事を願って。。。。。。           

 

  

  『 ごえもんの魂よ 永遠なれ! 』                                

 

 

                   平成14年10月                                          

                   ごえもんママshizue  

 

  

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