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 ★★★ごえもんの病気報告★★★

 

平成14年7月19日(金)        

 午後5時25分   『粕川ごえもん』 永眠。。。                 

 享年  2才2か月   (平成12年4月30日生まれ)    

4月中旬に某大学の獣医学動物病院に検査入院の結果

脳の萎縮が判明。

神経細胞を冒す稀な遺伝性疾患セロイド リポフスチン (沈着症)   

Ceroid Lipofuscinosis(CL)発症の疑いが非常に強いと

診断されました。

病名を断定するには脳生検をしない限り出来ないとの事だったので   

  CLでない事をひたすら願い続けていましたが  

5月下旬くらいから、だんだん症状が悪くなりました。   

 (昨年11月くらいから 少しずついろんな事がありましたが。。。)     

7月中旬より摂食障害・嘔吐(一度だけ)・下痢(半日)・下血と    

約1週間の間に急速に病状が進行し

19日夕方急変し,手当の甲斐なく亡くなりました。     

家族に見守られながら、安らかな最期でした。   

この連絡を受けた大学の先生は最終の新幹線で

山形に駆けつけて来てくださり 

同日深夜から翌日未明にかけて、脳摘出手術をして     

(網膜と肝臓の一部も断腸の想いで提供しました。)    

病理検査(電子顕微鏡検査)に出し、診断を待ちました。

検査は二ヶ月半という時間がかかりました。  

電子顕微鏡検査(75、000倍)により

人間のバッテン病の沈着物質と 同じもの

(リポフスチン)がごえもんの脳細胞の中に

認められ、CLに間違いないと診断されました。

10月6日(日)診断資料を持って再度

主治医の先生が山形に来られて

人間のリポフスチンの写真とごえもんの

脳細胞の写真を見せられて

わたし達も同じものと認めざるをえませんでした。

 

尚、7月21日(日)市内のお寺にて葬儀・火葬が執り行われ

 家族・友人が見守る中、ごえもんは天国へと旅立ちました。 

 以上、ごえもんの病気の報告を致します。 

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☆ CLに関しては、獣医師から資料などもいただきましたが

下記のHPで大変勉強させていただきました。  

リンクも承諾していただき

管理人様にはとても感謝致しております。          

ありがとうございました。     

 http://www.cac-net.ne.jp/~charo/cltxt.htm    

 http://www.cac-net.ne.jp/~charo/clnswtxt.htm   

☆それから ごえもんの事を自分の事のように心配してくださり   

CLの事を調べてくれたり    

一緒に悩んで励ましてくれたわたしの友人たちに     

 心から感謝申し上げます。   

YAK ・ なおさん&まこりん ・ アバルト家                                      本当にありがとう。。。

★もうひとつ残念なお知らせです。。。   

ごえもんの同胎犬であるラッキー改めホープ君も  

8月24日に亡くなりました。   

ごえもんと類似する症状だったので、同じ病気と思われますが   

脳生検をしていないため、 確定診断には至りませんでした。  

 『 ホープ君のご冥福を心からお祈り申し上げます。 』  

 ※ 他の同胎犬や兄弟犬は元気に暮らしています。     

 ごえもんやホープ君の分まで長生きして欲しいと願っています。     

どうか暖かい目で見守っていただけますよう

お願い申し上げます。  ※  

                        (記  ごえもんママ)       

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